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つるし雛について

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どうか、この子は女の子らしく・・・

江戸時代においては雛飾りを購入できるような裕福な家庭はまれで
せめて雛飾りの代わりに、愛する子供や孫の為に手作りの雛飾りで初節句を祝おうという
切ない親心から生まれたのが稲取の雛のつるし飾りまつりの発祥の由来と伝えられています。

健やかに、のびのびと育ってほしいと
一つ一つ手作りでつくられたつるし雛は、
そんな願いが込められています。


もともとは、つるし雛・つるし飾りは、桃の節句・女の子のための
ものでしたが、現在は男の子のつるし雛・つるし飾りもあります。

つるし雛・つるし飾りの世界を紹介させてもらいますね^^

つるし雛・つるし飾りには、たくさんのかわいらしい縫いぐるみの飾り物(人形)が
つるしてあります。
この一つ一つの飾り物(人形)にはそれぞれに意味があります。

私のおふくろも、一つ一つの飾り物(人形)を縫うときに
孫のため、一針一針にその意味を思いを込めて
縫い上げてくれました。

子を思う親、孫を思う祖母祖父の心はいつの時代も変わらないのです。

例えば、上の『お方ごろ』
この子には
『おかた様といえば、美しい姫君、奥方さまのことです。
将来はその様な由緒ある家柄のところへ嫁いでくれればいい』
という、おふくろの思いが詰まっています。

一つ一つの願いを込めた飾り物(人形)を
一つの大きな形にしたものが
つるし雛・つるし飾りです。
大変すばらしい言い伝えだと思います。


一つ一つの飾り物(人形)の画像と紹介もしていきますね。

Posted by wilson : 04:42 | Trackbacks (0) | Page Top ▲