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上巳の節句(桃の節句について)

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「上巳」は3月3日にあたり、桃が咲く時期と重なることから「桃の節句」とも言われ、桃などの自然の生命力をもらうなどして厄災を祓います。 また最近では、女の子の誕生と成長を祝う「雛祭り」として一般に浸透しています。

「雛」は、平安時代には「ひひな」と呼ばれ、その意味は人間の雛形(ひながた)をあらわすものです。その形は簡単なひとの形(人形/ひながた)をしており、当時の宮中では「ひひな」と呼んで遊びの道具としていました。また、日本には昔から自分の身につけた、けがれを取り払う祓の思想が根づいています。日本の各地に残る「流し雛」の風習も、紙で作った人形に己のけがれを託して川へ流し、身をきれいにすると共に、息災と幸福を願う所から始まったものです。

用意するお料理はまず、はまぐりです。はまぐりは、他のはまぐりのフタとはピッタリ合わないことから、女性の貞節を教える意味で使われます。その他季節がら貝を多く使ったちらし寿司、鯛の塩焼き、まき貝が願い事を叶えるとという意味から、さざえのつぼ焼き等が当日のメニューにふさわしいでしょう。お子様向けにはよもぎ入りの草餅、ひなあられ、白酒などを準備しましょう。

Posted by wilson : 02:48 | Trackbacks (0) | Page Top ▲